みなさんこんにちは。
Alut(@alut_123)です!
今回は、液タブを使用していて物理的なペン先と液タブ上のポインタがずれてしまうといった事象が発生した際の対処法について書いていきます。
※自身の備忘のためでもあります。結構忘れるので・・・
なお、今回の対処法は私の以下の環境での確認となります。
おそらく、若干バージョン等が異なっていても対処できるかもしれませんので、やってみる価値はあるかもです。
<利用環境>
PC:iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)
OS:macOS Catalina Ver10.15
液用タブレット:Cintiq Pro 16
ドライバ:6.3.38-3
ちなみに発生した事象を簡単に絵にするとこんな感じ。
今回ご紹介する対処法をするまではOS再起動で対処してました・・・・
簡単に治ったので早く調べておけばよかった!!
対処の流れ
対処の流れを以下に記載しますが、非常に簡単です。
Step1:(起動していれば)イラストソフトの終了
Step2:アクティビティモニタの起動
Step3:アクティビティモニタから『WacomTabletDriver』を”強制終了”
実質、2手順しかないのでOS再起動より非常に簡単ですね!
それでは細かい操作について説明していきます。
Step1:イラストソフトの終了
液タブを利用して操作するようなイラストソフト等は作業前には終了させておきましょう。
多分大丈夫だと思いますけど、念の為念の為・ω・
ちなみにソフトの終了方法ですが個人的に以下の方法が楽だと思ってます。
よかったら試してみてくださいね。
- [TAB]+[cmd]を同時に押す
- 起動中のソフトアイコンが表示されたら[TAB]を何回か押して対象のソフトに選択を合わせる※
- 対象ソフトに選択があったら[Q]を押して終了させる※
※[cmd]は押しっぱなし状態
上記手順じゃなくても全然問題ないですが、イラストソフト等が終了できましたらStep2に進みましょう!
Step2:アクティビティモニタの起動
それではアクティビティモニタを起動させましょう。
アクティビティモニタってこんなアイコンのやつです。
ちなみに、ここでも起動方法は色々あるかと思いますが、アイコン探すよりスポットライトからの起動の方が速いのでスポットライトを利用して起動させてしまいましょう!
スポットライト起動:[ctl]+[space]
スポットライトを起動したら”アクティビティモニタ”と入力して[Enter]
アクティビティモニタの画面が開いたら、最後のStep3に進みましょう!
Step3:『WacomTabletDriver』を”強制終了”
さて、いよいよ『WacomTabletDriver』を”強制終了”させましょう。
今の状態でもよいのですが、いろんなプロセスが表示されているはずですので、そもそも『WacomTabletDriver』を見けるのに苦労すると思います・・・
なので、ウインドウ右上の検索欄に、”Wacom”でも入力して表示候補を絞って上げてください。そしたら見つけやすくなったはずです!
それでは『WacomTabletDriver』を見つけたら選択してウインドウ左上の”✕”マークを押してください。
すると、プロセスの終了方法選択画面が表示されるはずなので、ここで ”強制終了” を選択してください。
ここで”終了”を選択すると『WacomTabletDriver』が再起動してこなくなるそうなので、必ず ”強制終了” を選択してください!!
強制終了したら液タブを使ってみてください。
おそらく、対処前とは違って物理的なペン先と液タブ上のカーソルがほぼほぼ合っているはずです。
これでも治らなければ・・・
困ったときの再起動を試してみてください・・・
それでもだめならきっと一時的なものではなく、バージョンや製品間の相性問題だったりすると思うので・・・
終わりに
今回紹介した方法で皆さんの事象が解決できれば嬉しいです!!
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今回の記事作成にあたり以下のサイト様を参考にさせていただいております。
【mac】Cintiq Pro 13 が復帰したときポインタがズレる!対処法